天体観測と電子観望に必要なもの全部をまとめました。普通の眼視観測や電子観望に使う天体望遠鏡やCMOSカメラと天文ソフトなどを初心者でもわかるようにまとめました。詳細は各記事にリンクしてあります。
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まずは眼視観測に関しての記事はこちらです
眼視観測は望遠鏡を自分の目で覗いて直接天体を見る観測方法です。月のクレーターや土星の環を自分の目で見ます。見たことがない不思議な光景に驚かれると思います。
【初心者に優しい】天体望遠鏡の使い方とおすすめ機種2選・架台は経緯台←これから天体観測をはじめようとしている方向けの記事です。おススメ望遠鏡と使い方もふくめて解説しています。
2025年初心者が天体望遠鏡で土星の環を見る【見つけ方、見え方、機種、予算】解説←まず土星の環が見たい方に確実に見える望遠鏡と土星の探し方と見方まで解説しました。
【見たい天体から考える】はじめて天体望遠鏡を購入する方法!6選←月、火星、土星、木星とDSO(銀河、星雲、星団)でそれぞれに合った望遠鏡を選んでください
DSO(銀河、星雲、星団)を眼視観測したい方は読んでください
天体望遠鏡でDSO(銀河・星雲・星団)を見る方法【天体観測のやり方】←しんどいですが達成感のある天体観測のスタイルだと思います。
電子観望は天体望遠鏡を使ってPC画面で天体観測する方法です
これまで望遠鏡を覗いて見ていましたがCMOSカメラで天体をPC画面に映して観測します。望遠鏡とCMOSカメラとパソコンと画像ソフトが必要になります。
リアルタイムにPC画面を見ながら大勢で天体を楽しむことのできる、あたらしい観測方法です。
必見!最新の天体観測は【電子観望】だ。大人におすすめの新しい望遠鏡の趣味!←電子観望とはどういうものなのかを説明した記事はこちらです。
予算10万円で始める電子観望ざっくり説明やり方と概算!→電子観望の具体的なやり方、方法と予算を含めた内容の記事です。
簡単、手軽、素早く、リアルタイムに天体観測できる電子観望
天気が良ければ、いつでもどこでも気軽にできて、その場で天体観測ができるリアルタイム性が電子観望の魅力です。
そしてデータとして保存することもできます。このブログでは初めての方がコスパよく楽しめる方法と機材を紹介するようにしています。
◆コストをかけない◆初心者用望遠鏡のセット品◆改造しない◆オプションなしでもできる【このサイトのポリシーです】
電子観望に必要なものリスト【詳細は各ページにあります】
詳しい内容は各記事にリンクを貼ってありますからそちらで確認してください。最低限の情報だけ記載しておきます。
絶対必要なもの【これがないと電子観望はできません】
天体望遠鏡【反射、屈折どちらでもできます】
どのような光学形式でも電子観望は可能ですがDSO(銀河、星雲、星団)が対象ならニュートン反射がコスパいいです。
架台は赤道儀、経緯台のどちらでもいいですが自動導入自動追尾機能付きが必須です。【セット品の購入をおすすめします】
ニュートン反射 | 色収差なし | 短焦点 | 価格が安い | 操作とメンテナンスが大変だ~ | ◎ |
マクストフカセグレイン | 色収差なし | 長焦点 | 価格が高い | 扱いやすくてメンテナンスフリー | △ |
アクロマート屈折 | 色収差あり | 長焦点 | 価格が安い | 扱いやすくてメンテナンスフリー | △ |
アポクロマート屈折 | 色収差なし | 短焦点 | 価格が高い | 扱いやすくてメンテナンスフリー | ◎ |
- 天体望遠鏡のしくみ【構造と性能解説】→天体望遠鏡の種類、構造、特徴についての記事です。
- 電子観望マニアが教える!初心者におすすめの天体望遠鏡9選・土星の環が見える!→電子観望におすすめできる望遠鏡の商品紹介記事です【眼視用も紹介しています】
- 天体望遠鏡の選び方・経緯台vs.赤道儀【自動導入自動追尾機能付き】→電子観望に必要な経緯台と赤道儀の比較と自動機能についての記事です【架台は望遠鏡で最も重要な要素です】
- 大手サイトのベストセラー望遠鏡について調べてみた!→はじめて望遠鏡を購入するときは要注意です!ベストセラー望遠鏡といえども天体観測には不向きなものがあふれています。
- 超絶重要!天体望遠鏡の選び方【基本解説】→はじめて望遠鏡を購入するときに注意すべきポイントを解説。電子観望、眼視観望に限りません!
- 自動導入経緯台のアライメントのやり方【Azgte使用】天体観測を楽しむために→自動導入経緯台でするアライメントの具体的なやり方解説【電子観望に必須の機能です】
- 自動導入経緯台で始める天体観測と電子観望【初心者必須!】→電子観望をはじめるときに必ず検討すべき架台についての記事です
CMOSカメラ 【差し込み径31.7ミリを選びましょう】
CMOSカメラは望遠鏡の接眼部に差し込んでPCにケーブルで繋ぎます。センサーサイズに種類があり基本的に大きいほうが天体の導入が楽ですが高価になります。
冷却装置付きは初心者用望遠鏡の接眼部には重量的に負担が大きくなり不要です。
- 最安値CMOSカメラceres-c(オリオン星雲見えます)とuranus-c→CMOSカメラのおすすめ2機種の具体的な紹介記事です。
- 予算10万円で始める電子観望ざっくり説明やり方と概算!→電子観望の具体的なやり方と必要機材の予算を含めた内容の記事です。
- 焦点距離とセンサーサイズ・望遠鏡とCMOSカメラってどうなん?ceres-c・uranus-c→望遠鏡の焦点距離とCMOSカメラのセンサーサイズについての記事です。
- 【即納品で徹底比較】はじめての電子観望CMOSカメラ←欠品がちなCMOSカメラですが即納品で検討に値するメーカー各社の機種を紹介。
パソコンはたぶんお持ちのPCで使えると思います【WindowsOS】
OSはWindowsでお願いします。Windows10がおすすめです。
- パソコンの性能はIntelCorei5以上・128GB以上の高速ストレージ(SSD)・メモリ8GB以上・最新の64bitWindouwsOSが必要です。現在の一般的なPCであれば大丈夫です。
望遠鏡ソフトSynScanアプリ自動導入自動追尾できます【無料】
望遠鏡を動かすソフトです。コントローラーは自分のスマホかタブレットを使用します。
望遠鏡はモーター駆動なので微動送りしてもほとんど揺れることがありません。
Wifeで動かす自動導入望遠鏡の使い方【操作アプリSynScan編】→スマホにダウンロードするSynScan操作アプリの使い方です。望遠鏡はこのソフトで動かします。
電子観望のソフトSharpCap【必須ソフトです必ずダウンロードしてください】
SharpCapの有料版、無料版どちらでも大丈夫です。このソフトを使ってPC画面に表示します。
https://www.sharpcap.co.uk/sharpcap/downloadsからダウンロードできます。
SharpCapの導入と使い方【電子観望必須!】CMOSカメラを操作するソフトです→SharpCapの使い方についての記事です。これがないと電子観望はできません。
アライメントに関しての情報【自動導入で電子観望する】
自動導入経緯台で電子観望をするときに必ず悩む導入問題!低い導入精度のためにイライラすることが無いように正確な設置とアライメントを学習しましょう。
【画期的な5つの可能性】天体望遠鏡の自動導入機能←自動導入機能が広げる初心者でもできる天体観測の可能性について。
【初心者必須!3つのポイント】自動導入経緯台で始める天体観測と電子観望
自動導入経緯台のアライメントのやり方【Azgte使用】天体観測を楽しむために
【検証】自動導入の精度とアライメントについて【ceres-cと焦点距離650ミリで電子観望】
楽ちん天体観測の自動導入!【電子観望でDSO(銀河、星雲、星団)を見よう】
Wifeで動かす自動導入望遠鏡の使い方【操作アプリSynScan編】←SynScanアプリの使い方と自動導入の設定についての記事。電子観望必須!
あれば便利なもの【あると快適に電子観望ができます】
なくても大丈夫ですがあると電子観望を快適に進められます。少しづつ揃えていけばいいのではないでしょうか。
レーザーコリメーター【反射望遠鏡の光軸調整に必須!】
ニュートン式反射望遠鏡は必ず光軸調整が必要になります。レーザーコリメーターは赤いレーザー光を見ながらネジを調整できます。
直感的で正確な調整が短時間にできる優れものです。【屈折望遠鏡には不要です】
光軸調整は必ずする必要があります。レーザーコリメーターがなくても調整できますが正確に合わせるには経験が必要なのでレーザーコリメーターの使用をおすすめします。
反射望遠鏡の光軸調整【初心者の電子観望に必読!】←ニュートン式反射望遠鏡では必ず必要な作業です。しっかり練習して手短に終わるようにしましょう。
ファインダー【アライメント星の導入に便利】
アライメント星の導入に便利です。30ミリでも50ミリでも大丈夫です。倍率は10倍以下が使いやすいです。
レデューサー【画角を大きくして天体導入の補助】
センサーサイズの小さいCMOSカメラにはレデューサーを使うことで画角を大きく出来ます。
フィルター【市街地で電子観望する光害対策】
人工光【街の灯り】や月の光をカットしてくれます。光害地や自宅で電子観望するには必要です。
ノイズ対策にもなりceres-cとは相性が良いのであると便利です。
天体望遠鏡のオプションパーツ【望遠鏡の性能を引き出して天体観測を快適にします】←望遠鏡で使うオプションパーツに関しての記事です。
USB3延長ケーブル
標準は2Mなので室内、車内で感動するのに必要です。
電子観望を始める前に
ニュートン式反射望遠鏡で電子観望するときに必要な事前に準備するべきことの記事です
望遠鏡の性能を維持するための準備
ニュートン式反射望遠鏡は光学性能を維持するために光軸調整が必要です。
反射望遠鏡の光軸調整【初心者向け】←反射望遠鏡の光軸調整に関しての記事です
自動導入についての記事【正確な導入でタイパをあげましょう】
自動導入はDSO(銀河、星雲、星団)の観測に必須になる動作です。速やかで確実にできるようになりましょう。
正確な自動導入をするには水平を正確に出したうえでアライメントをする必要があります。
効率の良い電子観望をするときに重要な要素です。
電子観望の実例【代表的なDSO(銀河、星雲、星団)を観測しました】
メシエ天体は明るくて大きいので見ごたえのあるものが多いです。
代表的なDSO(銀河、星雲、星団)を紹介しています。アライメント星の選択にも参考になると思います。
【検証】自動導入の精度とアライメントについて【ceres-cと焦点距離650ミリで電子観望】←導入の精度を上げる方法と実際の精度を感じることができる記事です。
【夏の星雲で検証】自動導入経緯台の精度とアライメント【ceres-cと焦点距離650ミリ】
【電子観望アルバム】銀河、星雲、星団好き集まれ!←ニュートン反射13センチとceres-cで電子観望したDSO(銀河、星雲。星団)たち。こんな天体が初心者用の望遠鏡でも見えます。
まとめのまとめ【電子観望は大人の趣味です】
電子観望に必要なものをまとめてみました。詳しい内容はリンク先の記事を参照してください。
電子観望は手軽にできて、そのくせ奥の深い楽しみ方ができます。大人が楽しめる趣味ですね。
ぜひ、ご検討ください。
自動導入経緯台の電池はこちらがおススメ!
自動導入経緯台に使う乾電池は消耗品です。このエネループ単三8本セットがお得です。単四4本とチャージャーもついてます。