この記事は、「天体望遠鏡で土星の環や月のクレーターを見たい初心者(大人)」向けの記事です。難しい理論は省き、失敗しない選び方と、最初におすすめする2機種を解説します。月と土星のほかにも観測できる天体はたくさんある望遠鏡です。
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- 【要注意!】天体観測に向かない望遠鏡はこんな感じ!
- 初心者におススメする天体望遠鏡の選び方【重点ポイント】
- 屈折望遠鏡の4つのアドバンテージ【初心者必見!】
- 【スコープテック】大人も使える望遠鏡セット 3選
- ラプトル60・26900円税込み【初めての望遠鏡はコレ!】
- アトラス60・42900円税込み【高級機に匹敵する完成度】
- ラプトル60とアトラス60を比較する
- アクロマート屈折望遠鏡最大の弱点【色収差】
- スコープテック社【国内製造にこだわる初心者向けメーカー】
- 【スコープテック】ベテラン天文愛好家の評価が高いメーカー
- 天体望遠鏡8機種の個人的な感想○×評価
- 望遠鏡メーカーの選び方【サポート重視!】
- いろんな屈折望遠鏡を比較してみた【あくまで個人の主観です!】
- 初心者に優しい屈折望遠鏡【月や惑星を高倍率で楽しむ】
- 結論:失敗しない望遠鏡の選び方
【要注意!】天体観測に向かない望遠鏡はこんな感じ!

- ズングリムックリな鏡筒・極端に短い焦点距離
- 貧弱な架台と三脚
激しい色収差のうえグラグラの架台。1万円前後で販売されているこの手の望遠鏡は土星の環や月のクレーターを気持ちよく観測するには不向き!この手の望遠鏡について詳しく解説した記事はこちら⇒大手サイトのベストセラー望遠鏡について調べてみた!
●よく見かけるこんな感じの望遠鏡は天体観測におススメできません!
初心者におススメする天体望遠鏡の選び方【重点ポイント】
望遠鏡を購入するときは以下のふたつの要素を検討しましょう。できの良い望遠鏡と悪い望遠鏡ではビックリするくらい大きな差があります。
①口径の大きさで光学性能が決まる
口径とはレンズの大きさです。大きくなれば集光力がアップして暗いものが見えてきます。さらに分解能があがり詳細を観察できます。口径が大きいほど有利です!
②架台が貧弱だと観測ができない!
望遠鏡は対象を拡大しているため少しの振動やブレの影響を受けやすく頑丈な架台が必要です。さらにスムーズに動いてピタリと静止できないと観測できません。とくに重要な機能です。
●倍率にこだわる必要はありません!ふたつのポイントを抑えていれば倍率は変更可能です。
屈折望遠鏡の4つのアドバンテージ【初心者必見!】
- 屈折望遠鏡は構造的に天体の導入が容易です。
- 【大気順応】室内から屋外に持ち出すと筒内気流が発生しません。設置してすぐに観測に入れます。
- 【光軸調整】が不要です。設置してすぐに観測に入れます。
- レンズはガラスなのでカビ以外はほとんど経年による劣化はありません。

- 天体を望遠鏡の視野に入れるのはけっこう難しいです。屈折望遠鏡は顔の正面に目標の天体を置けるので導入が容易です。
- 対物レンズが蓋になり筒内気流が発生しにくく大気順応が不要です
- と4. 反射望遠鏡と違って取り扱いがしやすくメンテナンスも保管も簡単です。
●屈折望遠鏡は天体を導入するのが簡単!月や土星もすぐに見えます!
【スコープテック】大人も使える望遠鏡セット 3選

| ラプトル50 | おススメ望遠鏡ラプトル60 | アトラス60微動装置付き |
|---|---|---|
| 口径50ミリ・焦点距離600ミ【F12】 | 口径60ミリ・焦点距離700【F11.6】 | 口径60ミリ・焦点距離800【F13.3】 |
| 倍率・30×、70×【天頂ミラー付き】 | 倍率・35×、88×【天頂ミラー付き】 | 倍率・40、64、133×【天頂ミラー付き】 |
望遠鏡は鏡筒、架台、接眼レンズなどを単品購入することもできます。ただし、それぞれのパーツにいろいろの規格があり組み合わせても使えないことがあります。最初はセット品がおススメです。
この3機種はスコープテック社の色収差を抑えた見え味の良い望遠鏡セットです。光学性能に加えて架台が優秀です。
- 観測に必要なパーツが揃ったセット品なので購入してすぐに使えます
- 大人の趣味で使う望遠鏡としては口径60ミリ以上をおススメします
●望遠鏡セットなら購入してすぐに天体観測できます!
天体望遠鏡の仕組み【構造と性能解説】⇐望遠鏡の解説記事はこちらです
ラプトル60・26900円税込み【初めての望遠鏡はコレ!】


- 優れた光学性能で土星の環や月のクレーターがシャープ!
- しっかりした架台と三脚で揺れの少ないストレスのない観測ができます
- 軽く、コンパクト、大気順応不要で稼働率があがります
- 管理は湿気に気をつけるくらいで簡単です
- 光学性能はF11.7と大き目のF値で鏡筒内に反射を抑えるつや消し塗装や遮光環をつけてシャープな見え味にこだわっています。
- 直感的な操作に応えてくれる優秀な架台
- スコープテックは見え味重視の会社なので土星、木星、火星と月に関しては他社より劣ることはありません。
- 眼視観測で【土星の環】はもちろん鍛えればカッシーニの空隙も見えるかもしれません。
- 観測対象は土星、木星、火星、月と明るいDSO(銀河、星雲、星団)になります【オリオン星雲、アンドロメダ銀河】。いつでも天体観測ができる手軽さが魅力の望遠鏡です。
| 機能 | コメント |
|---|---|
| アクロマート式 | アクロマートながら高度の色収差補正 |
| 口径60ミリ・焦点距離700ミリ(F11.7) | 大きめのF値切れのいい見え味 |
| トップマウントのフリーストップ経緯台 | 自在に動きクランプ不要・気持ちよく観測 |
| 倍率35×・88× | 月のクレーター・土星の環もバッチリ |
| 標準付属接眼レンズ・天頂ミラーは24.5ミリ | アメリカンサイズも対応可能 |
| のぞき穴ファインダー | 調整不要の優れもの |
| 伸縮式三脚・重量2.5キロ | 調整幅75~125センチ・軽くてコンパクト |
ラプトル60で見る月【88倍のイメージ】

視野のなかにこんな感じになります。実際に見るともっとハッキリとクレーターのデコボコや平らに見えるところにも小さなクレーターがたくさんあるのがわかります。
もちろん土星の環もハッキリ見えます。真っ暗な宇宙空間に浮かぶ土星の姿はやはり神秘的です!
望遠鏡は架台が命!【快適観測のカナメ】


左の画像はラプトル60の架台です。上下と水平に手動で動かせます。黒いつまみは上下方向のクランプネジです。
天体望遠鏡は鏡筒が長いため振動や風の影響を受けやすく、ぶれの収束に時間がかかります。カメラ三脚のような構造では振動を抑えることができません。

ラプトル60を自由に振り回して土星、木星をつかまえると楽しいよ!
剛性とスムーズな作動のためパーツに金属を使用して組み立て精度もしっかりしています。安価な望遠鏡の中でもっとも堅牢な造りになっています。
●シンプルだけど、スーっと動いてピタリと止まる経緯台
オモチャじゃない!本格的な光学性能とシンプルな操作性!

構造がシンプルで軽くて設置も簡単。初心者がいちばん扱いやすい望遠鏡です。
天体に望遠鏡の筒先を向けて導入するだけのシンプルな操作性。自分で天体を導入する喜びを味わえます。
●簡単で正確な操作性
●コンパクトで軽量
●メンテナンス不要
接眼レンズをアメリカンサイズの6ミリにすると117倍にできます。そのときは天頂ミラーもアメリカンサイズにしてください。現代の標準規格はアメリカンサイズです。見るのが楽ですよ!
アトラス60・42900円税込み【高級機に匹敵する完成度】

- 優れた光学性能が高倍率でもシャープな土星の環や月のクレーターを見せてくれます
- 微動装置で100倍以上の高倍率でも落ち着いて観測できます
- 微動装置は低倍率でDSO(銀河、星雲、星団)を探すのにも大活躍します
- 大気順応も不要、管理は湿気に気をつけるくらいで簡単です
- アトラス60は口径60ミリで最高倍率133倍、日周運動を追いかける微動装置付きです。
- 鏡筒が長く架台の重量も増えます。機動性はなくなりますが望遠鏡の光学性能は向上しました。133倍の高倍率でじっくり観測できます。
- 初心者用ではありますが高級機に匹敵する完成度の高い望遠鏡です。
| 機能 | コメント |
|---|---|
| アクロマート式 | アクロマートながら高度の色収差補正 |
| 口径60ミリ・焦点距離800ミリ(F13.3) | 見え味重視の大きめのF値 |
| 架台はトップマウント微動装置付き経緯台 | 振動に強く高倍率でも快適な観測 |
| 倍率40×・60×・133× | 月のクレーター・土星の環も見えます |
| 標準付属接眼レンズ・天頂ミラーは24.5ミリ | アメリカンサイズも対応可能 |
| のぞき穴ファインダー | 調整不要の優れもの |
| 伸縮式三脚・重量4.5キロ | 調整幅75~125センチ |
アトラス60で見る月【133倍にイメージ】

133倍では視野から溢れます。月面のデコボコがイッパイに広がって見えます。迫力ありますよ。いまどき珍しいF13.3の大きなF値が色収差を抑えた上質の見え味で応えます。
日周運動を微動装置でゆっくり追いかけながら高倍率で観測しましょう。土星の環にあるカッシーニの空隙に挑戦してください。
●カッシーニの空隙は望遠鏡の光学性能を評価するベンチマークです!
トップマウント式の微動装置で高倍率観測!


左の画像がトップマウント式のアトラス60で右は片持ちフォーク式のビクセンポルタⅡ経緯台です。どちらも上下、水平の微動装置付きです。
片持ちフォークは構造的に不安定なため全体的に非常に堅牢な造りになっています。そのためかなりの重量です。
アトラスは軽量でありながら精密な動作を確保しています。特に上下動の微動に関してはどのメーカーも動かすと必ずブレが発生しますが素早く収束してくれます。

42900円とは思えない完成された架台!
※国立天文台、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、日本天文学会などで構成される、世界天文年日本委員会より、世界天文年セレクションを受賞。
●高倍率に必須の微動装置が土星の環や木星の縞模様をゆっくりじっくり観測させてくれます。1クラスうえの見え味と精密な微動装置の望遠鏡です。
高倍率と微動装置で本格的な天体観測アトラス60

これから土星は少しずつ傾きが大きくなりリングの面が開いていきます。
眼視観測で土星の環にあるカッシーニの空隙に挑戦してください。
微動装置があれば100倍以上でもゆっくりと観測に集中することができます。暗いDSO(銀河、星雲、星団)の導入にも役立ちます。
●精密な操作性
●インテリアになります
●メンテナンス不要
ラプトル60とアトラス60を比較する
おなじ口径なので光学性能は変わりません。しかし焦点距離の長いアトラス60のほうが並べて比較すると見え味は良くなります。【私にはわからなかったです】
操作性に関してはラプトルが軽くてコンパクトなので圧勝です。ただし100倍を超える高倍率の観測では微動装置のあるアトラスに軍配です。微動装置で動かすほうが滑らかに動いて振動の終息も早いです。
導入機としてはラプトルではないでしょうか。持ち出すハードルの低い望遠鏡です。将来、高性能な望遠鏡を購入してもサブ機として使い倒せます。
●個人的には、はじめての望遠鏡ならラプトル60を推します!
アクロマート屈折望遠鏡最大の弱点【色収差】
月の周縁部や明るい木星、土星には紫や赤い滲みが出ます。これが色収差でかなりのストレスになります。屈折望遠鏡は色収差をできるだけ目立たなくする方法を探し求めて発展してきた望遠鏡です。
- 月や惑星の観測であれば初心者用のF値が大きめのアクロマート屈折望遠鏡【F10以上】がいちばんおすすめです。【F値が小さいと土星の環は分離しずらくなります】
- 色収差に限らずF値が大きいほど像のひずみも少なくなりシャープな見え味になります

画像はWikipediaから引用しました。
光はレンズを通ると波長によって屈折率が違うため焦点が異なり色収差が起こります。
アクロマート式は色収差を補正する方法です。屈折率の違う対物レンズ(ガラス)を2枚使って焦点を揃えます。

F値は焦点距離÷口径です。F値が大きくなると望遠鏡が長くなります
焦点距離100センチ÷口径10センチ=F値10
- F15以上にすると色収差は激減します、昭和の望遠鏡はF15が普通でした
- 最近は取り扱いを優先するためF10以下が多いです【見え味は犠牲】
- 色収差にこだわる望遠鏡はアポクロマート補正【レンズの材質とレンズの枚数で高度の補正】します
- アポクロマートも完全に色収差を取り除いているわけではありません。
- アポクロマート補正をしても色収差は残ります。眼視観測ではわかりません。
- 屈折式はF値も大きく鏡筒が長くなりDSO(銀河、星雲、星団)は少し苦手。
- アトラス60はF13.3。シャープかつクリアな見え味は上級機レベル!
●色収差がひどいとシャープに見えない
●F10以上の色収差は気にならないレベル
●見え味で比較するとスコープテック!
スコープテック社【国内製造にこだわる初心者向けメーカー】

- 国内製造にこだわりを持ち、レンズ、架台、三脚と組み立ても優秀です。鏡筒内の塗装、遮光環も手抜きがありません。
- 大きなF値でシャープな見え味にこだわった望遠鏡です。
- パーツも国内製がほとんどで交換部品の販売もしているので安心です。
- 販売後のサポートもしっかりしています。スコープテックのサイトです。組み立てと観測方法の動画もあります。
- 小学生向けのラプトル50はアマゾンだけでも常に月間200本以上販売されています。かなりのヒット商品です。
- 初心者用の望遠鏡ですが上級者の評判もすこぶる良いです。yutube、ブログでよく取り上げられている望遠鏡です。
- アマゾン、楽天には自社サイトで出品しています。購入後のサポートを考えるのであれば販売店経由よりも安心でしょう。

- 初心者向けの望遠鏡を企画し国内の協力会社で製造しています。
- 望遠鏡に対するこだわりが強くサポートもしっかりしています。
- ベテラン天文家の評価が高く見え味、使いやすさともに優秀です。
国産の天体望遠鏡は上級者向けの高金額な製品が主力です。それも最近は中国製品に勢いがあります。初心者向けの望遠鏡は極端に安い中国製か国内の数社くらいです。天体観測に使うには問題ありです。光学性能、架台の剛性ともに不十分です。いがいと付属品に関しては充実しているように見えますがほとんど役に立ちません。せいぜい低倍率で景色を見る程度です。天体観測に使うのであれば良く調べて買いましょう!
【スコープテック】ベテラン天文愛好家の評価が高いメーカー

●現在販売されている国内メーカーの初心者用の望遠鏡は基本的に中国製OEMです。スコープテックは国産を売りにして品質を確保する販売戦略です。ベテランのマニアの評価が非常に高くサブ機として持っている方が多いです。
ラプトル60のアマゾンレビューを読んでみる
2021年1月20日に日本でレビュー済み
モデル: ラプトル60(8歳~大人)Amazonで購入
全体に軽量小型であること、それと操作性が容易であり、初心者にとっては入門用としてとても素晴らしい出来である。そして何よりも利用者にとって良いことは操作が簡単で、しかも照準を付けやすいことが筆頭に挙げられる。簡便な照準用のスロットが付いており、これが非常に狙う天体にきちんと向けられることであり、初心者にとっては非常に持って来いであろうかと考える。持ち運びも、軽量小型であることから容易であり、この点も初心者に優しいつくりであるといえる。
アトラス60のアマゾンレビューを読んでみる
2024年11月11日に日本でレビュー済み
モデル: アトラス60(10歳~大人)Amazonで購入
初めて天体望遠鏡を購入したのですが、のぞき穴ファインダーが素晴らしいですね。操作がもっと難しいのかなと思っていたのですが、月でも星でもかなり簡単に見ることが出来ます。見たいものをのぞき穴ファインダーに合わせるだけ。少し前に月を見たのですがクレーターまではっきり見えて感動しました。いやぁ~本当に楽!
●レビューのサクラは少ないよ!
天体望遠鏡8機種の個人的な感想○×評価
| ラプトル50 | ラプトル60 | アトラス60 | アトラス80 | レグルス60 | リゲル60 | ポルタⅡ80 | CHIZEHO CT12 | |
| 大きさと重量 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ |
| 操作性 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | △ | ◎ | ○ | × |
| 持ち運び | ◎ | ◎ | ○ | △ | ◎ | ○ | △ | ◎ |
| 架台の剛性 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | × |
| 架台のスムーズな動き | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | × | ◎ | ◎ | × |
| 全体の仕上げ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | ○ | ◎ | △ |
| ファインダー調整 | なし | なし | ○ | ○ | なし | なし | ○ | △ |
| 組み立て | ◎ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
| 満足感【コスパ視点】 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | × | ○ | ○ | × |
- ◎とても良い ○良い △微妙 ×ダメ
- 天体観測ができるか視点での感想です
望遠鏡メーカーの選び方【サポート重視!】

望遠鏡はかなりクセのある機材になります。まわりにサポートしてもらえる人がいないと途方に暮れることもあります。国産メーカーか外国製でも天文ショップ経由であれば最悪でも電話サポートができるはずです。
メーカー直販か専門ショップのサイトが安心!
ネットで海外メーカーを購入するとすべてが自己責任です。アマゾンや楽天でも天文ショップが販売しているほうが安心です。販売店が専門店でないときは操作にかんするサポートが不安です。
家電、カメラ、ホームセンターなどの量販店ではきめ細かいサポートを期待するのは困難です!
●望遠鏡の構造はそれほど複雑ではありません。しかし肉眼で見えない天体の導入や自動導入機のソフトなど意外と戸惑うことが多いのも確かです。そのうえ上質の望遠鏡であっても高倍率では操作に熟練が必要です。アドバイスしてくれる存在は重要です!
望遠鏡のクセについて
レンズで拡大しているためにほんの少しの揺れも大きくなります。繊細な動きが必要です。しかも基本的に天地左右が逆の像になっています。
いろんな屈折望遠鏡を比較してみた【あくまで個人の主観です!】

屈折望遠鏡はほかにもたくさんありますが、このへんを検討するほうが無難だと思います。望遠鏡はギャンブル性の強い商品ですよ。ホームセンターや電気屋では凄いの展示していることがあります。
●ハズレを引かないように良く検討しましょう【ハズレ多し要注意!】
初心者に優しい屈折望遠鏡【月や惑星を高倍率で楽しむ】

初めての方には屈折式をおすすめします。目標天体を顔の正面にでき天体の導入が直感的にできます。メンテナンスも特にありません。誰にでも優しい望遠鏡です。
右側の天体に向かう側にあるのが対物レンズです。反対側にアイピース(接眼レンズ)を差し込む接眼部があります。天頂ミラーを付けています。【観測時には常に装着します】
アイピースを変更することで倍率を変えることができます。接眼部にあるハンドルを前後させてピントを合わせます。
●設置してすぐに観測できます。【反射望遠鏡では大気順応の必要があります】
天体望遠鏡の2種類の架台【経緯台と赤道儀】

【経緯台】初心者は経緯台からスタートすることをおすすめします。上下左右に動いて目標を捉える構造です。微動装置が付属するものもあります。
【赤道儀】赤道儀は精度は高いのですが重くて設置に時間がかかるうえ取り扱いの困難さは想像以上です。慣れることなど不可能と思える奇妙な動作をします。赤道儀の必要性は150倍以上の高倍率と天体写真です。
架台についてはこちらの記事を参考にしてください⇒天体望遠鏡の選び方:経緯台vs.赤道儀【自動導入自動追尾機能付き】
【湿気に注意】初心者でも管理のしやすい屈折望遠鏡

レンズや鏡を直接触ったり布で拭くのもいけません。もしホコリがついたときはブロワーで吹き飛ばすようにしましょう。
レンズはカビが生えます。保管は湿気の少ない直射日光の当たらないところで保管しましょう。
●管理が容易で星が見えたらすぐに観測できるのが屈折望遠鏡の最大の利点です!
結論:失敗しない望遠鏡の選び方
天体観測に使う望遠鏡は慎重に選びましょう。1流と言われる国産メーカーでもとんでもないのを平気で販売しています。検討ポイントはこの3点です。
- 高倍率に走らない
- 架台と三脚がしっかりしている
- アクロマート屈折望遠鏡にする
これだけで月のクレーターと土星の環を見ることは必ずできます



