ドブソニアン望遠鏡で電子観望したDSO(銀河、星雲、星団)

ドブソニアン望遠鏡で電子観望したDSO(銀河、星雲、星団)

DOB GOTO 12とuranus-cで電子観望した画像をアップしていきます。基本的にトリミングはしていますが撮って出しのスクリーンショットの画像です。

※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

ドブソニアン望遠鏡DOB GOTO 12は経緯台の自動機です

赤道儀と違い経緯台なので自動で天体を追尾しても写野回転がおこります。そのため露出時間はせいぜい15分程度です。

露出時間は基本的に4秒で短いのですが高感度のCMOSカメラである程度の構造を見ることはできます。

スタック枚数は100枚程度です。uranus-cは画質が滑らかでノイズも少ないようなので50枚もスタックすれば十分鑑賞に耐えられるようです。

口径が大きく長焦点なので銀河の構造をしっかりと見ることができます。長焦点のぶん振動を拾いやすく風が吹くと星像が安定しません。

こちらにアップした3点の銀河はかなり明るくて大きな銀河ですが眼視観測ではぼんやりした半透明の白い光芒が確認できるくらいです。山間部の人口光がない条件の良いところでも構造(渦巻)を確認することはできませんでした。(視力と訓練による個人差があります)

りょうけん座M63 系外銀河 ひまわり銀河 8.6等級

2023年5月16日に自宅で電子観望しました。ゲイン不明ですがたぶん400~500くらいです。露出時間4秒スタック枚数100枚程度だと思います。

はじめて電子観望した時に銀河面上のモコモコが予想以上にはっきり見えたことに驚きました。見ごたえあります。時間を忘れて見ていたくなる銀河です。

眼視観測でもそれなりに存在は確認できる明るい銀河です。

おおぐま座M101 系外銀河 回転花火銀河 7.9等級

2023年5月15日に自宅で電子観望しました。これもゲイン不明ですがたぶん400~500くらいです。露出時間4秒スタック枚数100枚程度だと思います。

大きくて見栄えのする銀河です。真正面から見ているので意外と光は弱く腕の部分をはっきり見るのに苦労しています。眼視観測では中心部がようやく見えるくらいです。

電子観望でも意外とPC画面上で見つけるのに苦労しました。大きくて見事な渦巻きがとても美しい銀河で見ていると時間を忘れます。

おとめ座M104 系外銀河 ソンブレロ銀河 8.0等級

2023年6月19日に山間部で電子観望しています。人口光が周りにはないかなり条件の良い場所です。ゲイン不明でたぶん400~500くらいです。露出時間4秒スタック枚数100枚程度だと思います。

帽子のソンブレロに似ていることから愛称がつけられて昔から人気のある銀河です。それほど大きくはないのですが中心部の光がしっかりしており見つけやすく眼視でも横に長い光芒が確認できます。

拡大して見ると横に走っている暗黒帯がデコボコしているのがわかります。

かみのけ座 系外銀河 NGC4565 10.4等級

2024年5月4日山間部で電子観望しました。周辺の環境は良かったのですが風が強くスタック枚数は少なめです。

露出4秒、ゲイン509、スタック枚数52枚です。カミソリのような薄い銀河を真横から見ています。

ドブソニアン望遠鏡DOBGOTO12【電子観望に使う】←ドブソニアン望遠鏡の記事はこちらです

【電子観望】ざっくり説明(予算も含む)←電子観望の記事はこちらです


スカイウォッチャー 天体望遠鏡 ドブソニアン望遠鏡 DOB GOTO 12 Wi-Fi Sky-Watcher 無料アプリ SynScan SynScan Pro