アウトドアや車中泊、キャンプ体験に天体観測はどうですか?自然を楽しむなら望遠鏡で宇宙を見ましょう。月や土星だけでも刺激的ですが他にも木星や火星に星雲、星団など観測できる対象は無数あります。昼間は身体を使って自然を満喫、夜は少し知的に天体望遠鏡で宇宙の神秘を楽しみましょう。簡単にできる天体観測から少し上級者向けに電子観望までアウトドア、車中泊、キャンプで楽しめる天体観測を紹介します。
★電子観望は望遠鏡とパソコンで見る天体観測です
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アウトドア、キャンプ、車中泊体験を楽しむなら星見しよう!

アウトドア、キャンプ、車中泊で見る夜空は都会では味わうことができない贅沢な夜空です。
人工の光がない真っ暗な空一面に瞬く星々に大自然を感じましょう。
夜空、星、月、惑星、土星、木星、火星、金星、彗星、天の川、銀河、星雲、星団、宇宙etc.
自分の目で直接見るのも良し、望遠鏡や双眼鏡を通して見るのも良し。アウトドア、キャンプ、車中泊は天体観測だ!
街灯のない真っ暗な夜空には無数の星々が煌めいています。都会では見ることのできない天の川(銀河)もしっかり見ることができます。望遠鏡や双眼鏡がなくても眺めているだけで癒されます。
アウトドアを楽しむならテントと天体望遠鏡だ!
テントだけじゃなく天体望遠鏡も持っていきましょう。アウトドア、キャンプ、車中泊の楽しみが広がります。
天体観測にはいろんな方法がありますが、まずは自分の目で天体を見る眼視観測からスタートです。
眼視観測は望遠鏡で拡大した天体を自分の目で観測する方法です。月のクレーターや土星の環を接眼レンズ(アイピース)をのぞいて自分の目で見ます。ほかには天体写真や電子観望という方法もあります。
アウトドア、車中泊、キャンプにおススメ望遠鏡
眼視観測向け | スコープテック製 | ラプトル50屈折望遠鏡 | 13700円 |
眼視観測向け | スコープテック製 | ラプトル60屈折望遠鏡 | 23900円 |
眼視観測向け | ACUTER OPTICS | VOYGER MAK70 FAST | 35640円 |
どれも経緯台なので持ち運びが楽で設置したらすぐに観測に入れます!【赤道儀はおススメしません】
望遠鏡(鏡筒)を載せている部分を架台と呼びます。経緯台と赤道儀があります。赤道儀は頑丈で精密ではありますが重たくて設置もシビアなうえ操作が非常に面倒です。最初は天体を導入することが困難です。紹介の望遠鏡はすべて手動式経緯台です。

土星の環くらいはくっきり見えますよ!
自然の中で宇宙に目を向けましょう。天体望遠鏡で月のクレーターを見たり土星の環を観測したり。
知識では知っていても見ると感動が違います。しっかりした機材があれば難しくはありません。
- 軽いこと
- コンパクト
- 頑丈なこと【多少の振動でも精度が狂わない屈折望遠鏡】
- 操作が簡単なこと【設置したらすぐに観測できること】
おススメした望遠鏡はコンパクトなうえ、設置も簡単ですぐに観測に入れる機種です。保管も湿気に気をつければ長く愛用できます。
アウトドア、車中泊、キャンプにおススメの望遠鏡の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
趣味のアウトドア・キャンプ・車中泊体験に天体観測をプラスして魅力アップ!
星も都会の光害のもとでようやく見えているよりも、人の少ない、明かりのない真っ暗な夜空でこそ美しく輝きます。
実際に山の中や人里離れたところで真っ暗な夜空を見上げると、驚くほどたくさんの星々を見ることができます。
アウトドア・キャンプや車中泊を体験して楽しむ場所ってそういうところではないでしょうか?
アウトドア、キャンプ、車中泊は空気の澄んだ人工の光が少ないところでする遊びです。天体観測は人工の光がない空の暗いところほど良く観測できます。
望遠鏡は精密光学機器です優しく扱いましょう
移動や運搬で激しい衝撃は厳禁です。あまり過酷な使い方はしないでください。紹介している三つの望遠鏡は特別厳重な梱包をしなくても精度の狂いがでることはありません。設置したらすぐに観測です。
アウトドア・キャンプ・車中泊で土星の環を見る【眼視観測】
月のクレーターはどんな望遠鏡でも見えます。土星と木星は明るくて肉眼ですぐに見つけられます。これを望遠鏡で見ましょう。
土星の環なら晴れていればいつでも見ることができます。よほど粗悪な望遠鏡でない限り口径5センチあれば大丈夫です。
スコープテックのラプトル60という望遠鏡は小さいですが、土星の環もよく見える望遠鏡と評判もいいですよ。

ラプトルは面倒な調整とかはいりません!
調整とかいらない望遠鏡だからアウトドアや車中泊に向いてますね。初心者向けの良心的望遠鏡だと思います。荷物にもならない大きさです。
ラプトル60は最高倍率が87.5倍です。土星の環を見るには充分です。初心者用の望遠鏡と割り切れば非常に良い望遠鏡です。
付属品の充実度とか見てもアウトドアや車中泊のチョイ見に最適と思うのですよ
月や惑星は都市部でも観測できます

月や惑星のような明るい天体は都市部のような人工の光で空が明るいところでも観測に支障はありません。
土星の環や木星の表面模様も、ちゃんと見ることができます。
【土星、木星、金星、火星は惑星です】
双眼鏡でするアウトドア・キャンプ・車中泊の天体観測

双眼鏡こそいちばん簡単に楽しめる天体観測のアイテムです。10倍前後で手持ちで天の川を自由気ままに楽しんでください。
目標なんかいりません。視界に入ってくるたくさんの星を見ているだけで癒されます。双眼鏡は正立像なので違和感なく楽しめます。星座ソフトでさがせばメシエ天体のいくつかは双眼鏡でも観測することができます。
- とにかく小さいので荷物になりません
- 手に持ったらすぐに観測できます
- 自由気ままに空を流しながら観測できます
- 広い視界のなかにキラキラの星が見えます
- 天の川を見たら感動!
- DSO(銀河、星雲、星団)のメシエ天体だって見えます
双眼鏡で見えるDSO(銀河、星雲、星団)
双眼鏡にはいろいろなサイズがあります。天体観測を目的に考えると口径30ミリくらいからがおススメです。ポロ式でもダハ式でも軽いのを選びましょう。
それより小さくても楽しめますがいくつかのメシエ天体DSO(銀河、星雲、星団)を見るにはこれくらいの口径があったほうが楽しめます。
双眼鏡で見えるDSO(銀河、星雲、星団) | コメント |
オリオン大星雲M42:一番わかりやすい星雲 | オリオン座の小三ツ星に双眼鏡を向けるだけでぼんやりした光の滲みがわかります。宇宙に漂うガスが星の光を反射して輝いています。蝶のような姿が双眼鏡でもよくわかります。 |
アンドロメダ大銀河M31:見かけの大きさが満月の5倍あるバカでかい銀河 | 私たちの銀河のお隣さんの銀河です。それでも光の速度でも250万年かかります。約1兆個の星が集まって渦を巻いています。双眼鏡で見えるのは中心部です。10倍でもかなり大きなぼんやりした光の塊がわかります。 |
いて座球状星団M22:双眼鏡で見やすい高さの星団 | 数十万個の太陽のような星がボール状に集まった星の固まりです。5.1等級なので条件が良ければ肉眼で見えるかもしれません。丸くぼんやり輝く光芒です。 |
ヘラクレス座大球状星団M13:北天でいちばんよく見えます | 30万個の星がボール状に集合しています。北天1と言われています。高くあがる星団なので双眼鏡でも5~8月の長いあいだ観測できます。 |
真っ暗な夜空に不思議な光のシミがあります。双眼鏡で見つけてください!
双眼鏡で天体観測を楽しむ秘訣
星座を覚えると見たい天体の位置関係が見当つけやすくなります。1等星とその星座から覚えていくと案外簡単に頭に入ります。
それから覚えやすい星座を調べましょう。かんむり座とかは星の形が頭に入りやすいので、そのてのわかりやすい星座が覚えやすいです。
双眼鏡は基準とする星からだいたいの感じで、そのあたりを掃天して目標天体を探します。自由な天体観測です。探しているだけで楽しいです。
SV40双眼鏡で夏の星雲、星団を楽しむ【ベランダ天体観測】
自宅は地方都市の住宅街です。天の川は見えませんが4等星はなんとか行けそうです。当日は、いて座の南斗六星がなんとなく見えていたような感じでした。
M8干潟星雲はけっこう見えました。M20三裂星雲、M16わし星雲、M17オメガ星雲はどうにか見えたような感じです。
M22球状星団はぼんやりした丸い光芒として確認。M4球状星団は駄目でした。
椅子に深く腰をおろした状態で身体を固定した状態が観測しやすいです。時間を忘れてしまいます。
夏の星雲星団はすぐに見えなくなるし地上の光の影響を受けやすいのでチャンスを逃さないようにしましょう。
SVボニー SV40 口径42ミリ10倍 6580円税込み コスパの良いとてもよく見える双眼鏡です
月や木星などの明るい天体は色収差が気になるかもしれませんが、それ以外の星はあまり気になりません。口径30ミリくらいのアクロマート双眼鏡でも十分楽しめます。ダハ式でもポロ式でも構いません。軽いのを選びましょう。
DSO(銀河、星雲、星団)を望遠鏡で見る!
まずDSO(銀河、星雲、星団)は天体写真のようには見えません。どんな望遠鏡を使ってもボンヤリした光の滲みです。
せいぜい存在をようやく確認する程度の行為です。しかも、最初は望遠鏡の視野に入っていてもわからないことさえあります。
見えても凝視すると逆に見えなくなることがあるほど淡い光です。それだけに自分の目でとらえると達成感があります。

どうゆうわけか見えなかったものが見えてくるのです
アウトドア、キャンプ、車中泊をするところは自然の中が多いのでDSO(銀河、星雲、星団)を観測するチャンスです。
都会や住宅地では街灯や室内灯の影響でまず見ることができません。望遠鏡を振り回して自分の力で探し出しましょう。
困難な作業だとは思いますが最高の観測条件を生かしてください。
頑張って挑戦してください。自分で見つけたら満足感高いですよ!
SkyWatcher STARQUEST 80 鏡筒 【19800円税込み】

口径8センチ【アクロマート式】 | 口径は大きければ大きいほど有利 |
焦点距離40センチ【F5】 | F5の明るさが電子観望に有効です |
付属接眼鏡 10ミリと25ミリ | 10ミリ40倍・25ミリ16倍 |
天頂ミラー付属 | 必ずつけないと焦点が合いません |
レッドドットポインダー付属 | 電池は付属しています |
この望遠鏡はアクロマート屈折望遠鏡です。すでに紹介したラプトルと同じ形式になります。
違うところはF値が非常に短いF5です。そのため月面や惑星を見るとかなり色収差が出ます。
木星は本体の周りに明るいふくらみ(色にじみ)がハッキリ見えます。見る意欲なくすぐらいでてます。
月面のクレーターは意外とよく見えました。それでも月の縁は色収差で滲んでいます。あくまでもDSO(銀河、星雲、星団)向けの望遠鏡です。
F値は望遠鏡の焦点距離をレンズの口径で割った数値です
焦点距離1000ミリ÷口径100ミリ=F値10になります
F値が小さいほど明るくなり暗い天体を見やすくなります 大きくすると高倍率が出しやすく像の精度も上がります
STARQUEST 80はDSO(銀河、星雲、星団)むけの望遠鏡です
明るい天体は駄目ですがDSO(銀河、星雲、星団)は大丈夫です。そもそも暗いので色収差などわかりません。
F5なので暗い天体が見やすい望遠鏡です。銀河、星雲、星団を眼視観測するための望遠鏡です。
この望遠鏡をつかえばメシエ天体のほとんどは眼視観測できます。口径80ミリありますが全長が短いので荷物にもなりません。
三脚と架台を別途購入する必要があります!!【重要】
STARQUEST 80 は鏡筒だけなので使うには三脚と架台が必要です。紹介する 経緯台 AZ-PRONT 三脚付き には微動装置もついています。
微動装置は高倍率だけでなくDSO(銀河、星雲、星団)を探すときにも役立ちます。あまりにも薄い光の天体は視野をゆっくり動かさないと見逃してしまいます。
そして手動で振り回しているとせっかく見つけた天体も通り過ぎて捉えられなくてイライラします。
【経緯台 AZ-PRONT 三脚付き 】25300円税込み
天体望遠鏡でDSO(銀河、星雲、星団)を見る
双眼鏡よりも高い倍率と大きな口径で観測することができます。より暗くて小さい天体を観測することができます。
観測地の条件にもよりますが観測対象はぐっと増えます。メシエ天体と呼ばれるDSO(銀河、星雲、星団)が110個ありますがすべて見えるはずです。
それ以外にもNGC天体もあり観測できる対象は無数でしょう。
あくまで見えるだけですよ。形とか構造はほとんどわかりません。そのなかで球状星団とかリング星雲M57の詳細を脳内でイメージする感じです。
眼視観測になれたら【電子観望】に挑戦しませんか?

次にお出かけのときはテントやバーベキューセットのキャンプ用品に加えて、【電子観望】セットを車に載せてアウトドアに出かけましょう。
アウトドアや車中泊好きな人が乗ってる車はSUVとかワゴンとかですよね。荷物はたくさん積めますよね。
私も以前はセダンのプレミオに乗ってました。そのときはドブソニアンの30センチを乗せるには後席の座席を外して鏡筒を斜めにしてヒイヒイ言いながら乗せてました。

間違いなく荷物は増えます。それでもアウトドアの楽しみを倍加させるのは間違いないですよ!
いまはトールワゴンのソリオになったので楽になりました。後席は倒しますが鏡筒を立てたまま荷室に乗せられます。室内高のある車はいいですね。もちろん鏡筒は括り付けて倒れないようにしています。
アウトドアにしても車中泊でも、たくさんの荷物を乗せているとは思いますが、天体望遠鏡とCMOSカメラならたいした荷物にはなりません。ノートPCならふだんから乗せてないですか。
ついでに望遠鏡ものせてくださいお願いします。小さい望遠鏡でも【電子観望】はできます。
アウトドア・キャンプ・車中泊体験で天体観測から電子観望に差別化!
望遠鏡には天体を見る接眼部がひとつしかありません。観測できるのは常にひとりだけです。ところが【電子観望】ではPC画面に天体を表示します。画面の独占はできません。みんなで天体観測をするのです。
パソコンを立ち上げたら誰でも一緒に天体観測です。もちろん【電子観望】が上手くいってないときに横から画面を見られるのはあまり嬉しいものではないという、ネガティブな考えもあると思います。
しかしアウトドアやキャンプで神秘的な銀河や星雲を家族や仲間たちとワイワイ騒ぎながら共有できる楽しさ。これまでのアウトドアではなかった新しい楽しみ方が体験できます。
コストを抑えて楽しめる電子観望【大人が対象の記事になります】
それでは本題の【電子観望】についてです。【電子観望】とは望遠鏡に天体用のCMOSカメラを差し込んでPCにつないで映像を映し出します。天体はPC画面越しに見ることになります。
月、土星、木星、火星、銀河、星雲、星団など望遠鏡で見えるものならなんでも見えます。望遠鏡も特別な改造とかいりません。標準仕様で大丈夫です。CMOSカメラを外したら普通に天体を見ることができます。
その見え方についてですがDSO(銀河、星雲、星団)といわれるものについては驚くほどよく見えます。天体写真に近い姿で見ることができます。
ふつうDSOは人間の目ではほとんど見えないのですが、【電子観望】にすると形状や構造まで確認することができます。
アウトドア、キャンプでワイワイがやがや、みんなで天体観測が【電子観望】です!
電子観望に必要な機材
自宅で家族や友人とともに【電子観望】を楽しむのも、もちろんいいのですが、アウトドア・キャンプや最近流行の車中泊は【電子観望】と親和性が高い趣味になります。
電子観望にはラプトル50・60では力不足になります。自動導入と自動追尾機能が必要になります。
そしてパソコンとCMOSカメラも必要になります。
おすすめ望遠鏡にはP130VIRTUOSO GTi反射望遠鏡です。CMOSカメラはuranus-cです。
STARQUEST 80 鏡筒でも電子観望できます!
色収差の問題はありますがIR UVカットフィルターを付けることである程度防げます。使いやすくて値段も安いのでご検討ください。
そして架台が重要です。自動導入自動追尾式が必須です。
こちらの記事でSTARQUEST 80を使った電子観望を詳しく紹介しています。
電子観望のやり方とCMOSカメラの解説をした記事です。
電子観望におすすめの望遠鏡の詳細はこちらの記事を参照してください。
アウトドア・キャンプ・車中泊体験の楽しさアップ、おすすめ望遠鏡と機材
それでは必要な機材をリストアップしましたから見てください。

●反射式望遠鏡です。イラストのタイプはニュートン式になります。
筒先の横に飛び出している部分が接眼筒です。ここから覗いて観察します。右下の後方に凹面の反射鏡があり前にある斜鏡に光を集めています。接眼筒の上についている小さな望遠鏡はガイド用のファインダーです。
大きな口径の望遠鏡を比較的に安く買えます。当サイトでは反射望遠鏡をおすすめしています。
- 望遠鏡:これは当たり前ですね。反射望遠鏡でも屈折望遠鏡でもどちらでもけっこうです。反射式は大きな口径を選べますが少しかさばります。値段は光学性能からみて非常にお安いです。屈折式は小さいのもありますが少し高いですね。 初心者におすすめの天体望遠鏡はこちらです。当サイトのおすすめは反射望遠鏡です。大口径を安く買えるからです。光軸調整というやっかいな作業がありますが、これが決まれば切れのいい像を見せてくれます。そして自動導入と自動追尾機能付きです。この機能なしでは【電子観望】はできません。眼視観測でもあるとほんとうに便利な機能です。電池駆動で1晩くらい持ちます。
- CMOSカメラ:これが人間の目の役割をします。おすすめはPlayerOneのceres-cです。次に少し値段があがりますがuranus-cです。【電子観望必須】 おすすめCMOSカメラはこちらです
- ノートパソコン:Windowsでお願いします。マック使えません。対応ソフトがないのです。パソコンの性能はIntelCorei5以上・128GB以上の高速ストレージ(SSD)・メモリ8GB以上・最新の64bitWindouwsOSが必要です。現在の一般的なPCであれば大丈夫です。【電子観望必須】
- 【電子観望】はsharpcapという天文ソフトを使います。無料版があるのでダウンロードしてください。【電子観望必須】
- ポータブルバッテリー:PCの電源に必要です。PCのバッテリーだけだと心もとないです。3時間くらいで使い切りますよ。私はアンカーの521を使ってます。ノートPCだけに使って10時間くらい使えてます。【電子観望必須】
- テーブル:パソコンを置いてください。ピント合わせは望遠鏡のすぐ近くにPCを置いて画面を見ながら望遠鏡の接眼部を動かして合わせます。【電子観望必須】
- 椅子・チェア:ゆっくり落ち着いて観測するには必要です。チェアで【電子観望】しながらコーヒーとかアルコールもいいですよ。私はスコッチをロックでやってます。
- 延長ケーブル:車内で【電子観望】するときは必ず必要です。CMOSカメラとPCをUSBケーブルでつなぎます。付属品は2Mしかありません。延長で3Mはいると思います。USB3のケーブルです。【電子観望必須】
- DC→AC変換機:車内で【電子観望】するときにシガーソケットから給電するのに使います。パソコンの電源です。【電子観望必須】ポータブルバッテリーがあれば要りません
- Bluetoothスピーカー:クマが出ると怖いので大きな音で宇多田ヒカル鳴らしてます。ことしは冗談抜きで必須アイテムになりました。
- 防虫剤:夏は必須です。PC画面に虫が突撃してきます。強力なやつで虫が寄り付かないようにしましょう。おすすめはアースのやぶ蚊バリアです。撒いたら本当に数時間は寄ってこないです。
- 携帯のLED照明:ダイソーのヘッドランプ使ってます。両手が使えるのは何気に便利です。暗い中で作業するので必ず持っていたほうがいいです。細かいパーツ落としたりするので照明がないと不便だし危険です。
- 台車:キャンプ場だと案外照明があったりして観測しずらいかもしれません。そのときは台車で暗いところまで行きましょう。天体観測は外部から入る光が大敵です。できるだけ明かりのないところを探すのです。
後ろに【電子観望必須】が入っている項目は眼視観測のときは特に必要ありません。意外とこの項目の中にすでにお持ちのアイテムがたくさんあると思います。
まだ持ってないものだけ揃えていただけたら、すぐに天体観測・【電子観望】が始められますよ。
眼視観測だけなら望遠鏡さえあれば天体観測できます。クマと虫対策は自己責任でお願いします。
クマ対策におすすめスピーカーです。小さいけど重低音が響きます。
アウトドア・キャンプ・車中泊を体験するなら天体観測で楽しさアップ!
最初は双眼鏡で星見しましょう。自由に夜空を眺めて星を見ているだけで楽しきなります。つぎは眼視観測で月や惑星の天体観測をしましょう。そうやって望遠鏡の使い方をおぼえます。
天体観測に慣れてきたら【電子観望】に挑戦してください。眼視観測とは違う楽しみがあります。なにしろ観測できる対象の数が膨大な数になりますから。
それから事前にスマホアプリで星座とか天体関係のアプリはダウンロードしておいてください。星の名前やメシエ天体を調べるのに頼りになります。
要注意点があります。アウトドアで天体観測していると望遠鏡が夜露に濡れて使えなくなることがあります。とくに山中など温度差の大きいところではレンズや鏡にビッシリと露が降りて、まったく見えなくなります。あらかじめ対策しましょう。ホッカイロみたいな携帯用の簡易カイロをレンズや鏡の近くに貼り付けておくだけで効果あります。光路を塞がないように気をつけて貼ってください。それでも夜露がおりたらギブアップです。
要注意!!撤収は慎重に(初心者さま必見!)
天体観測が終わったら撤収です。アルコールが入っているとつい面倒になりますが最後まで必ずやりましょう。天体望遠鏡も現在は電子化した機種が増えています。雨はもちろん水滴がついたままでは電気系統に不具合が発生します。
とりあえず雨や夜露に濡れないように車内かテントに入れてください。レンズや反射鏡は多少濡れても大丈夫ですが、そのままにするとカビが生えてくることがあります。
できるだけ乾燥しているところで保存したほうが良いので水気はとりましょう。乾燥剤とかは用意しておくといいですね。
暗闇のなかで操作しているので落としものとか出ているかもしれません。懐中電灯で探しても見つけにくいと思います。
翌日のチェックでなにか落し物がないのか調べてください。フィルターとかレンチとか小さくても必需品がいつの間にか落ちていることがあります。最終的には帰宅してからメンテナンスして長く使用できるようにケアしていきましょう
暗闇で作業するときはケーブルに要注意です!先にケーブルは外しましょう。
アウトドア・キャンプ・車中泊の天体観測におすすめパーツ
アウトドアや車中泊だと望遠鏡を天体観測だけに使うのはもったいないですね。自然を望遠鏡で大きく拡大して見るのも楽しいですよ。望遠鏡の像は基本的に鏡像になってます。
天地左右が逆に見えてるので普通の景色を見てもかなり変です。そこでオプションパーツに正立プリズムを揃えましょう。

差し込みが31.7ミリを選んでくださいね。天頂ミラーは倒立像のままだから選んじゃダメ!
このプリズムを使うと目で見るのと同じ景色になります。使い方は接眼部にプリズムを差し込んでからアイピースを入れるだけです。
正立プリズムで遠くの景色を楽しんでください。
屈折望遠鏡は天頂ミラーが付属していることが多いです。反射望遠鏡にはそもそもついていません。
差込み径は確認してくださいラプトル50は24.5ミリです。現在の標準規格ではありません。

AstroStreet GSO 90°正立プリズム 31.7mm径 1.25インチ 台湾製 [国内正規品]
こちらの記事でコスパのよいアクロマートの電子観望を紹介しています。
本格的な天体観測じゃなく双眼鏡で気ままにする天体観望も楽しいです。手軽だけど宇宙の美しさを実感したいときは双眼鏡こそ正義です!
眼視観測で初心者に扱いやすいのは屈折望遠鏡です。月と土星(惑星)だけならラプトル60が最適です。
アウトドア・キャンプ・車中泊の体験で盛り上がる電子観望!
バーベキューの途中でもPC画面でたくさんの人たちと天体が見れます!ライブスタックという画像を重ねていく機能を使うと、最初はノイズではっきりしなかった画面が少しずつ滑らかになっていきます。
少しずつ見えてくる天体に誰もが驚いて目をみはると思います!盛りあがりますよ!体験してください!

それも、こんなかたちのDSO(銀河、星雲、星団)がいっぱい見えるのです。オリオン星雲、アンドロメダ銀河、球状星団、リング星雲など、きりがないほどたくさんの天体があります。
季節によって見える天体が変わるのも自然らしくていいじゃないですか。アウトドアや車中泊したときに自然のなかで宇宙に望遠鏡を向けましょう。

アウトドアで天体観測してるのは、なんかカッコよくないですか!
天体の魅力は、その不思議なすがたにあると言っても過言ではありません。宇宙や天体に興味がない人にでも、【電子観望】で見る銀河、星雲、星団のすがたは、驚いてかならず感動をおぼえます。
ほんとうに不思議な姿をしています。月や土星、木星も【電子観望】できます。月のクレーターや土星の環は誰もが知っているけれども見たことがない人がほとんどです。
自慢しましょう。むつかしい天体観測ではなく素直な気持ちで美しく神秘的な宇宙の姿を体験して楽しんでみてはいかがでしょうか。

帰ってからも楽しめるのが電子観望なのだよ!
自宅に戻ったら保存したデータを画像処理ソフトで仕上げることもできます。DSOや月、惑星も、より見栄えの良い作品にしたら、もういちどみんなに見てもらいましょう。
人気がさらにあがります。たぶん・・
天体観測はワイワイがやがや大勢で楽しみましょう。アウトドアや車中泊で、DSO(銀河、星雲、星団)を見せてみんなを驚かせましょう!
月や木星などの明るい天体は色収差が気になるかもしれませんが、それ以外の星はあまり気になりません。口径30ミリくらいのアクロマートでも十分楽しめます。
このタイプはアウトドアにもインドアにも活用できる双眼鏡です。↓

Nikon ニコン 双眼鏡 PROSTAFF P7 8×30 8倍30口径 野鳥観察 コンサート スポーツ観戦 旅行 チャコールグレー
初心者におすすめ望遠鏡の一般論に反論
常識的な考えでいくとアウトドア・車中泊におすすめする望遠鏡は小口径の屈折望遠鏡になります。とくに大人のかたであっても初心者の方が対象であれば、アウトドア・車中泊に限らず屈折望遠鏡をすすめる方が多いと思います。
しかし当ブログでは天体観測の満足感を味わっていただきたいと考え反射望遠鏡をおススメしています。月と土星を見ただけで役目を終えてしまう望遠鏡がどれだけ多いことか・・
そんな望遠鏡でも使い方を【電子観望】に向ければまだ活躍できるのです。眼視観測だけでは本来持っている望遠鏡のポテンシャルを活かしきれていません。
電子観望できる望遠鏡を選びましょう
さらに、あえて反射式を、おすすめするのはこのブログをお読みの方がある程度の年齢のかたと想定しているからです。取り扱いに習熟がいることは間違いありませんが、決して使いこなせない望遠鏡ではありません。
少し面倒な取り扱いですが面倒を楽しむ気持ちで反射望遠鏡に向き合っていただければ、投資したコストを上回る光学性能で応えてくれます。
望遠鏡の性能は口径で決定します。少しでも宇宙を深く知るのであれば、できるだけ大きな口径にこだわる考え方もあるのだということをご理解ください。ぜひ困難にみちた【電子観望】の世界に踏み込みましょう。
自動導入と自動追尾機能は目に見えない天体を導入するときに非常に有効です。
DSO(銀河、星雲、星団)のほとんどは望遠鏡の視野に入っていても見分けがつかないほど淡い存在です。
手動で導入するのは至難の業になります。
双眼鏡は倍率が低いので立って見ることもできますが椅子に座ったり寝ころんだ状態のほうが身体を固定できてぶれません。手持ちでは10倍が限界だと思います。軽いほうが疲れません。